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EFFORT 生興の取り組み

環境に配慮したモノづくり

製造フロー

1.プレス・ブレーキ

材料の鉄板をプレス機で打ち抜き、さらにブレーキ機で折り曲げます。
メカブレーキ(押し切り型)は材料を持ち上げる手間が不要。
他にもZ曲げ、ヘミング等のさまざまな曲げ加工を施します。

2.組立て

抜き・曲げ加工した部材に補強や蛇腹等の部品をスポット溶接。天板、底板等の部材を組上げた後、本体の組立てに移行します。
マルチスポット溶接、ロボット溶接、半自動溶接、ガス溶接等を施して本体を組上げます。

3.塗装

当社では環境にやさしい粉体塗装を採用しています。まず生地として完成した部材、箱本体を 温水洗浄で脱脂し、十分に油分を落として乾燥させて塗装しやすくした後、粉体塗装できめ細かく均一に内部の下塗り、本塗装を行います。付着した粉体塗料は乾燥炉内で高温溶融することでしっかりとした被膜をつくります。
粉体塗装とは

4.仕上げ

粉体塗装を終えた箱本体に扉、棚、引出し等を組込み、ビス止めを行い製品を完成させたのち、梱包ラインへと運ばれます。

5.梱包

製品ごとに丁寧に梱包。受注が決定するまでの間、管理の行き届いた倉庫で出荷の時を待ちます。

工場長コメント

「エコで高品質なモノづくり」を推進

粉体塗装は有機溶剤(シンナー等)を含まない環境に優しい塗装であるとともに、サビにくい・傷がつきにくいなど塗膜性能の優れた高品質塗装でもあります。塗着しなかった使用済み塗料は自動回収システムによりリユース(再利用)されますが、リユースし切れない廃塗料はマテリアルリサイクルされます。塗装ロボットなどの採用で製造工程の無人化、効率化も進み、ムリ・ムラ・ムダを極力排除しました。
『限りある資源と環境を最大限有効活用したモノづくりで社会の持続可能な発展に寄与する』、それが我々にできるCSR(企業の社会的責任)の履行と考えます。三重工場に続き南大阪工場にも粉体塗装ラインを導入したことは、その社会的責任を果たす上でも更なる一歩であると自負しています。
今後も会社全体で設備や生産技術の最新・最適化を進め、よりエコで高品質なモノづくりに努めていきます。

取締役副社長兼
南大阪工場長

古谷 彰吾

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