

たとえまだ経験が足りなくても、100%できなくても、今の自分にできることにしっかり向き合い、ベストを尽くすことを大切にしています。完璧を目指すというよりも、限られた状況や経験の中でも、自分なりの精一杯を真剣に取り組むことが、成長や信頼につながると思います。
INTERVIEWインタビュー

入社の決め手は?
前職は他業界で接客をしていましたが、「手に職をつけたい」という思いからCADの勉強を始めました。時間もお金もかけて学んだからには「絶対にCADを使った仕事に就こう」と転職活動をしていたところ、当社に出会いました。もともとインテリアが好きで街で家具屋さんを見つけるとふらっと立ち寄ることもあり、好きなものの図面が書けるという所に惹かれ入社を決めました。
現在の仕事内容は?
CADという設計ソフトを使って、オフィスのレイアウトを考える仕事をしています。
営業から案件依頼を受け、お客様の働き方やご要望に合わせてプランニングし、図面に落とし込んでいきます。単にモノを並べるだけでなく、「どうすれば働きやすいか」「チームの動きがスムーズになるか」など、目には見えにくい“仕事のしやすさ”も考えながら形にしていくのが難しくもありピタッといいプランが出来たら面白くなるポイントです。基本的には社内で営業から依頼を受けるのですが、時には営業とお客様のところに行って打合せしたり、納品に立ち会ったりと外出する機会もあります。
仕事の面白さ・やりがいは?
お客様のお声を直接聞くことはほとんどないのですが、営業から案件納品の連絡をいただきお客様が喜んでいただけたと報告を受けたときは嬉しいです。自分が考えたレイアウトが実際のオフィスになって、そこに人が集まって仕事をされているのを想像するのが楽しいですね。
また、「今あるスペースをどう使えばいいか分からない」と悩まれていたお客様に対して、レイアウトで解決の糸口を提示できたときは、自分の提案が役に立ったことを実感できて、自信にも繋がります。

印象に残っている仕事は?
大型案件で事務室から会議室、休憩室、コミュニケーションスペース、エントランスなど提案できるところは全て提案してほしいという案件です。営業からも商品選定は任せると言われたので全て自分なりに使いやすさ、形、色、雰囲気に拘って選びました。数多くある家具の中から最適なものを選ぶには商品の引出しをどれだけ持っているかによるなと改めて思いました。この案件は引き続き進行中でお客様からもいい反応をいただいているので今後の進捗にワクワクしています。
苦労したこと、どうやって乗り越えたかを教えてください
一年目の頃はまだ知識も浅くてレイアウトのアイデアが全然浮かばず、行き詰まってしまうことがありました。そんな時、様子に気づいた先輩が声をかけてくれて、一緒にレイアウトを考えてくれたんです。すると、先輩は「こういう考え方もあるよ」と、すらすらと提案をしてくれて。自分では全く思いつかなかった発想に「そんな方法もあるんだ」と目から鱗でした。長年経験を積んでいる先輩だからこそ出てくるアイデアに触れて、この仕事は“経験がものをいう”世界なんだなと実感しました。あのときの驚きや学びは今も忘れられませんし、困ったときは一人で抱え込まず、周りに相談する大切さも身をもって知った出来事でした。
入社して成長したこと、身についたスキルなど
お客様ありきの仕事なので自分の思いが通らないことも多々あります。そんな中である程度の割り切りは大事だと思っています。プロとして情報はお伝えするのはもちろんですが、そこで最終判断をするのはお客様です。お客様がしたいことを形にすることを心掛けています。
時代が目まぐるしく変わっていく中、レイアウトもそれに合わせて変化があります。その時代に合ったレイアウトを学び、形にできるように日々努力しています。

会社の良いと思うところは?
まじめだけど、和やかでアットホームな雰囲気があるところです。忙しいときでも、お互いに「大丈夫?」「何か手伝おうか?」と声を掛け合いながら、大変なこともみんなで共有し、協力して乗り越える空気があります。関西ならではのノリで、しんどいときも笑いに変えて前向きに進んでいける温かさがあるのがこの会社のポイントです。
今後の目標は?
企画開発部には、私が所属するO.C.Cの他に広報企画室と仕入企画室の3つの課があります。どの課も少数精鋭で業務をこなしており、それぞれの役割を連携させながら業務を進めています。今後は、自分の担当業務に加えて他の課の仕事にも関わっていくことで、企画開発部全体の流れや役割を把握できるようになりたいと考えています。部門全体の動きを理解することで自分の仕事の精度も上がると思いますし、将来的にはチーム全体のサポートができるような存在を目指していきたいです。