粉体塗装

三重工場 粉体塗装設備
人と地球にやさしいものづくり
当社のロッカーなどの商品に採用されている粉体塗装は、シンナーなどの有害物質を使わない塗装方法。製造工程における大気汚染や悪臭、中毒などの問題を軽減し、省資源化に貢献します。また従来の溶剤塗装に比べて傷やサビに強く、耐薬性、汚染性にもすぐれた塗装です。
1.サビが発生しにくい
塩水噴霧実験により、粉体塗装製品は溶剤型に比べサビが発生しにくく、3〜5倍も長持ちすることがわかっています。
2.傷がつきにくい
高温で焼き付けるので溶剤型に比べて皮膜が硬く、傷がつきにくいのが特徴です。
3.エッジ部で薄くならない
1回の塗膜で厚塗りができるためエッジカバー性にすぐれ、長期間使用してもエッジ部が薄くなりません。
4.薬品に強い
酸、アルカリに対しては、溶剤型アクリル塗装に比べて同等以上です。特に耐酸性にすぐれています。
5.衝撃、変形に強い
塗膜の強度がすぐれているので、衝撃、変型にも強く、より長持ちします。
6.汚れに強い
口紅、インキ、中性洗剤、アンモニア等の汚れにも強く、汚染されにくいので、きれいに使えます。
■塗膜性能試験表(粉体塗料と溶剤型塗料の比較試験)
塗装の種類 粉体塗料
(エポキシポリエステル系)
溶剤型塗料
(アミノアルキド樹脂系)
試験方法
試験項目
素材 SPCC SPCC  
前処理 リン酸鉄系 リン酸鉄系  
膜厚(μm) 40〜50 25〜35 電磁膜厚計
エリクセン値
(mm)
7 5 エリクセン試験器
耐衝撃性(cm) 40 30 デュボン式
1/2φ×500グラム
密着性 10点 10点 ゴバン目
テープテスト
(10点〜0点)
鉛筆硬度 H〜2H H 三菱鉛筆ユニ
耐酸性 異常なし 変色 5%HCl 6時間
耐アルカリ性 異常なし 変色 5%NaOH 6時間
耐湿性 異常なし 膨れ 50℃98%RH
72時間
耐塩水噴霧性
(mm)
クロスカット
片側ハクリ幅
0 5.0 35℃5%NaCl
72時間
1.有機溶剤を含んでいない
塗料の製造時、使用時において有機溶剤や水などの溶媒を使用しない。
 
大気汚染などの公害問題、引火の危険性、臭気や中毒といった衛生問題、産業廃棄物の軽減などの環境改善が計れます。
2.塗膜性能の確保
粉体塗料は液状塗料と異なり、有機溶剤蒸発を伴わない。
 
形成塗膜への悪影響(外観・塗膜性能等)が回避できます。
3.高分子量樹脂の使用が可能
有機溶剤に溶解しにくい高分子量樹脂を広範囲に選択、利用できる。
 
高分子量樹脂の持つすぐれた塗膜性能が確保できます。
4.厚塗りが容易
塗料溶融時(焼付工程時)の溶融粘度が高いため、厚塗りが容易。
 
1回の塗装で被塗物へのエッジカバー性、被覆性等にすぐれた有効な保護皮膜となり、製品の耐久性を高めます。
5.作業性の改善
溶媒を使用しないため、従来の液状塗料塗装時の必要作業が削除される。
 
生産性の向上、塗装の自動化、取扱作業の省力化が計れ、塗装現場環境もクリーンに保てます。
6.塗料の再利用が可能
粉体塗料は塗装の際、オーバースプレーされた粉体塗料を回収、再利用することが可能。
 
塗料使用効率がアップし、廃棄塗料の大幅削減が可能となり、省資源に貢献します。